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チベット医学から考えること

だいぶブログをご無沙汰いたしておりました。小川(妻)でございます。
こんな私のブログでも楽しみにして頂いている非常に少数で稀な方、大変お待たせ致しました。
今回の内容は、場合によっては皆さまに嫌われて、いじめられるかもしれないというリスクを抱えての投稿でございます(笑)

東洋医学というと中国伝統医学の中医学と、インド伝統医学のアーユルヴェーダを思い浮かべる方が多いと思いますが、仏教をベースにした「チベット伝統医学」なるものもあるようです。歴史は3千年の昔からチベットに伝わり、その起源は仏教の開祖、お釈迦様というのですから、これは興味津々でございます。

非常にざっくりですが内容的に、アーユルヴェーダと中医学に近いものがあり、その中でも私が一番興味を抱いたのは、チベット医学では病気になる原因の一つとして「過去生、今生のカルマが原因」という考えがあるという所です。
これを聞くと「なんか怪しい・・・。」と思う方も多いと思いますが、瞑想の修行をしている私にとって「カルマ」という考えは非常に共感を得るものがございまして、かなり興味をそそられるのでございます。


チベット医学のことは雑誌の特集で読んだ程度なので詳しくはありませんが、カルマが原因の病気は手術をしてはいけないという考えで、外科的な手術は行わないそうです。なぜなら前世の行いの結果を一度引き受ける必要があるという考えで、手術をして病を逃れてしまうと、来世にまでカルマを持ち越すことになるからだそうです。だからといってそのまま放置する訳ではなく、他の方法を用いて人間の自然治癒力で治癒させるのだそうです。

治療方法としては、生活習慣を変えるだけではカルマが原因の病気は治らない為、仏教的修行が必要らしいです。
「修行で病気が治るのかい?」とますます怪しく思われそうですが、その一つとして「瞑想を伴う呼吸法」があり、身体に必要なものを取り入れ、不要なものを排出して病を防ぎ、治癒に導くのだそうです。
それぞれの症状に合わせて瞑想の仕方も変わるようですが、これがまた非常に特殊といいますか、驚きの連続なのでございます。この日本で「病気はカルマが原因だから瞑想で治そうね。」なんて言ったら、嫌われ者間違いなしで仲間はずれにされそうですね。

みなさんはどのように思いますでしょうか?
私は病気治療の目的で瞑想はいたしませんが、病気をきっかけに気づかされることや病気に教えられることってあると思います。それは病気だけではなく、人生の苦悩や苦しみの中で考えることと同じで、「何が自分を苦しめるのか」を瞑想を通じてじっくり考えてみるのも必要なのだと思います。真剣に集中して深くじっくり考えるのです。

先日、「ダライ・ラマ法王と日本の科学者たち」という番組が東京MXTVで放送していたのですが、その中で法王が

「過去の過ちが今を苦しめているのです。過去に過失があったということが・・・。過去は変えられないのです。ところが未来はこれからなのです。私たちが努力して過去の痛みの経験をこえて、より平和で楽しい未来をつくりあげることが今行えば出来るのです。将来は私達の手の中にあるのです。」

と仰ってました。日本語の字幕をそのまま書き写したのですが、これはまさに「カルマ」のことです。
因果応報ともいいますが、「自分が撒いた種は自分で刈り取る」「自分のしたことは自分に返ってくる」という自然界の法則です。悪いことをすれば、後に自分が苦しむことになり、良い行いをすればそれもまた自分に返ってくるということですね。それは行動に起こしたことだけではなく、心で考えたことも同じように作用します。悪い行いとは決して人を殴るとか騙すとかだけではなく、自分だけ得をしようと考えたり、人を嫌ったり、恨んだり、嫉妬したりと、心で悪いエネルギーを作ることも出来るのですね。実はこれが一番厄介で、心は見えないので自分のしたことに気づけずに「私は何も悪いことはしていないのに」と思っているものなのですね。私を含むほとんどの人が自分は正しい人間で、間違いなんて起こしてないと考えている訳です。

先日、非情にも(?)いくつもの病気を患う母とこの話をしていたのですが、母は「良い行いをしようにも身体が動かないから出来ない」と言いました。が、前述の通り良いことは心でも出来ます。人の幸せを願うことや、困難な状況にいる人たちの為に祈ることもできます。きれいごとのように聞こえるかもしれませんが、自分が幸せに暮らすのも、世界が平和になるのも、瞑想して深く掘り下げると、ここから始まるのだと気づきます。それを実行し続けるのは難しいかもしれない・・・。しかし忘れてもなお、続ければいいのです。忘れがちな私ですが(苦笑)、できる限り善人になる努力をし続けるのです!うぉおおお~~~!!!

それと番組の最後に法王が

「もっと心の平和に注目するべきです。人は物質的なもので得られる快適さを求めがちです。それも生きている訳だから間違いではありませんが、本当の問題というのは私達の心の中から発生しています。物質的なものや権力やお金を手にした人でも心の平和を得ていない人がたくさんいます。心の本質的な価値にもっと関心を持つことが必要なのです。」

と仰ってました。

「心の平和・・・。」これが一番ですよね(^v^)
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